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再建

春。毎年3月25日から4月7日にかけて、村松虚空蔵尊では学年祭・大祭の行事が執り行われます。
「十三詣りと云えば村松虚空蔵、村松虚空蔵と云えば十三詣り」と、全国に知られている十三詣り。十三詣りとは、智恵と福徳を備えもつ虚空蔵菩薩に「一代開運」を祈願することです。
「智恵詣り」や「智恵貰い」などともいわれています。
とくに、毎年四月三日の大祭の前後には、たくさんの親子が虚空蔵堂に参拝します。
多くの子どもたちの一代開運を祈願する十三詣り。
東海村、村松虚空蔵尊の春の情景です。

村松虚空蔵尊の四季 正月初詣

宵の年。
参道は沢山の人々で溢れかえります。
毎年、初詣の参拝では多くの人出で賑わう村松虚空蔵尊。
県内有数の参拝先として知られています。
それだけ歴史も古く、地元に根付いた虚空蔵さんとして親しまれています。
新しい年の平安を願う人々の列は、参道にいつまでも続きます。

村松虚空蔵尊の四季 節分追儺式

2月の晴れ渡る空。村松虚空蔵尊は、節分の儀式に参加する沢山の参列者で賑わいます。
節分はもともと立春・立夏・立秋・立冬の前日のことをいいます。
特に立春が1年の初めと考えられたことから春の節分が最も重視されてきました。
現在、一般的には節分といえば春の節分をいいます。
立春を新年と考えると節分は大晦日に相当し、そのため前年の邪気を全て祓うための追儺の行事が行われるのです。
その代表行事が豆まきになります。

村松虚空蔵尊の四季 七五三詣り

秋深まる11月。
村松虚空蔵尊の境内は、七五三詣りに訪れる親子づれで賑わいます。
十三詣りに次いで、七五三詣りの名所としても知られている村松虚空蔵尊。
七五三は、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に、その成長を祝って神社・寺などに詣でる年中行事のことをいいます。
あざやかな振り袖や、羽織袴の子どもたちが、秋の彩りに花を添えます。

村松虚空蔵尊の四季 文化講演会

開山1200年の歴史を持つ村松虚空蔵尊。
その歴史的・文化的価値の再考や、縁の人物による貴重な講話など様々なテーマで開催されているのが文化講演会です。
平成20年から始まったその文化講演会もその回を重ねるごとに多くのお客様にご来場いただいております。
村松虚空蔵尊では、これからも様々な分野において文化講演会を開催してまいります。

村松虚空蔵尊の四季 虚空蔵堂散歩路

村松虚空蔵尊の周辺は緑豊かな自然が多く、自然遊歩道も整備されており散策にも最適な環境となっています。
この地は水戸藩内八つの景勝地とされ、水戸烈公が「真砂地に雪の波かと見るまでに 塩霧はれて吹く嵐かな」と詠み「村松晴嵐」と命名しました。
烈公の書による村松晴嵐の碑が1834年に建てられました。
かつて、多くの観光客が訪れた白浜の海岸まで出る砂の道は、往時の賑わいを偲ばせます。




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