虚空蔵尊の  
初詣について

初詣とは

初詣とは、新しい年が明けて初めてお寺や神社へお参りする日本古来の風習です。
初詣の由来は平安時代からある「年籠り（としごもり）」という風習から来ているといわれています。
この風習は、大晦日から元旦にかけて氏神様のいる神社にこもり、新しい年の豊作や安全を夜通し祈願するものでした。
初詣では、仏様や神様がお寺や神社にいらっしゃる時期に、1年間無事に過ごせた感謝と、今年も無事に過ごせますようにと、新年のご挨拶と幸せの願掛けをします。
お正月の三が日や松の内（7日または15日まで）に参拝されること多いですが、近年ではその期間に限らず、1月内に行う参拝者も増えています。

茨城県の村松虚空蔵尊での初詣

茨城県は江戸時代に水戸徳川家の城下町であったこともあり、全国から初詣に訪れる人気の高いお寺や神社が多く存在します。
茨城県東海村にある「村松虚空蔵尊」もそのひとつです。

村松虚空蔵尊は日本三体虚空蔵尊のひとつで、平城天皇の勅額により、平安初期大同二年（807）弘法大師によって創建されました。
村松虚空蔵尊の虚空蔵菩薩は、とくに知恵の仏様として信仰を集めており、「福徳智能を授け、開運出世、無病延命、諸願成就の願いを叶い賜う」ご利益があります。
現代的な簡単な言葉でお伝えすると、頭脳明晰、記憶力増進、成績向上、技芸上達のご利益です。
また、厄除け、方位除け、開運などの願いを叶えるといわれており、関東地方の中でもパワースポットとして知られています。

初詣には、虚空蔵菩薩のお力を得て、幸多き年となることを願う人々でにぎわいます。

◎元旦護摩祈願表

• 1月1日
  1座	0:00
  2座	1:00
  3座	2:00
  4座	3:00
  5座	4:00
  6座	6:00
  7座	8:00
  8座	9:00
  9座	10:00
  10座	11:00
  11座	12:00
  12座	13:00
  13座	14:00
  14座	15:00
  15座	16:00

  ※5:00と7:00のご祈祷はありません

  
  

• 1月2・3日
  1座	7:00
  2座	9:00
  3座	10:00
  4座	11:00
  5座	12:00
  6座	13:00
  7座	14:00
  8座	15:00
  9座	16:00

• 1月4・5・6・7日
  1座	9:00
  2座	10:00
  3座	11:00
  4座	12:00
  5座	13:30
  6座	14:30
  7座	15:30

駐車場について

・村営の駐車場は120台がご利用できます
・正月三が日は臨時駐車場を設けております

臨時駐車場についてはお知らせの情報をご覧ください。

また、正月三が日は大変混雑し交通渋滞も予想されます。
道順や交通規制は地図をご参考ください。

茨城県ならではのお正月

茨城県ならではのお正月の風習・行事も参考にご紹介いたします。

茨城県県西・県央地域の一部家庭では、正月三が日の朝食に、切り餅にほぐした塩引鮭を合わせる『しょーびき餅』をいただく風習が受け継がれています。
塩引鮭がなまって『しょーびき』という呼び名になったそうで、 お雑煮の代わりにいただく珍しい風習です。
切り餅に、ほぐした塩引鮭を挟んだり、押し付けたりしていただきます。

一説によると、『しょーびき餅』は戦国大名の佐竹氏家臣の正月膳の一つでもあったようです。

また、茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園では、例年、干支にちなんだ巨大な地上絵が作られるのをご存知でしょうか。
12月の年の瀬に来年の干支を数十ｍの規模で作成し、1月の初旬まで飾られます。

間伐材や松ぼっくりなど、公園内で発生する自然素材を使ってできており、地元の方から観光客の方まで多くの方が訪れます。

大観覧車に乗ると、全貌をご覧いただけますので、ぜひ訪れてみて下さい。