節分会追儺式(厄除け)
由来・流れ
古式床しい裃姿の歳男、歳女の皆さまが護摩祈願の後、無病息災・攘災招福を祈願し、本尊虚空蔵菩薩の御宝前で豆まきを行います。豪華福品もおまきしますので皆さまご参加下さい。
日程:2月3日(まれに2日、4日の場合あり)
時間:午前11時、午後3時の2回
申込期限:1月20日 返信ハガキ必着
歳男・歳女:三万円
拝観、豆まき参加:無料
事前に電話、ハガキで申し込み
護摩祈願受付所にて受付
裃、草履に着替えて山門前より進列
本堂内でご祈祷後、豆まき
豆まき後、信徒会館に移動して記念品等授与
節分の由来
節分は「季節を分ける」ことを意味し、立春・立夏・立秋・立冬の前日をさします。旧暦では立春から新年が始まるので、立春の節分はその年の大晦日にあたり、新しい一年の厄災を払う伝統行事として発展してきました。
とくに、江戸時代以降は節分というと立春の節分を指すようになります。
古来より、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていました。古くは平安時代に、鞍馬山から鬼が出てきて都を荒らすので、祈祷をして鬼の穴を封じ、炒り豆で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという故事伝説も伝わっています。
また、追儺とは平安時代から宮中で行われている疫鬼を払う儀式で、別名「鬼儺(おにやらい)」とも呼ばれ、現代の節分のルーツとされています。